相当な自由人でした ~交流分析とは?
これまでのブログの中にも、たまにチョロっと匂わせがありますが、
私は母との関係が悪いです。
多分、母の方は、分かってない。
私がいろんな葛藤に苦しんでいても、
「何よ、今日は機嫌が悪いわね」
「あら珍しい。今日はやけに優しいのね」
くらいにしか、感じていないと思う。
55年も生きてきて、今さら「育てられ方が悪かったんだ」と嘆いても、
それは責任転嫁というもの。
だったら、自分の力で、自分の育てられ方を克服してやろうじゃないか!
(「克服」という言葉の使い方、合ってる?)
そういう思いで始めた、心理学の勉強。
いくつか講座を受けましたが、今日はそのうちの一つ、
「交流分析」について、少し書きたいと思います。
交流分析と言う単語に馴染みがなくても、
「エゴグラム」なら聞いたことある人も多いのでは?
エゴグラムというのは、簡単に言うと、
「性格診断テスト」のようなものです。
交流分析では、人の性格(自我)を5つのタイプに分けていますが、
50問程度の質問に答えることにより、
どの自我が強くて、どの自我が弱いか、
エゴグラムによって視覚的に知ることができます。
2.NP(Nurturing Parent) 優しく接する親:母親的
3.A (Adult ego state) 理性的・合理的な大人
4.FC(Free Child) 自由な子供
5.AC(Adapted Child) 従順な子供
詳しい理論については、
わかり易く解説しているサイトがいくつもあるので、
そちらを検索し、ご覧いただくといいかも知れません。
分析もやってくれますよ。
で、私の結果をご紹介すると・・・
なんじゃ、これー!
どんだけ、自由人やーーー!
FCの値が高い人の長所は、多分想像つくと思いますが、
・自分が好き・無邪気
逆に短所は、
・快楽に流される・継続できない
などです。
快楽に流される、とな。・・・・痛いとこ突くね。
ダントツに、FC値が高くて目立つので、陰に隠れてしまいましたが、
実はCPの値が高めなことにも、注目です。
これが、私の「生きづらさ」の原因となっています。
CPの高い人の長所は、
・自分に厳しい・支配的
短所は、
・ルールに縛られ過ぎる・圧力をかける
つまり、極端に自由を求めるちゃらんぽらん人間のくせに、
一方で「ルール」には厳しく、責任感が強く、
且つそれを他人にも強要する人。・・・はぁ~最低だねえ。
しかし、ここからが重要ですよ。
このエゴグラムの結果というのは、
「何かの値が高過ぎる(或いは低過ぎる)からダメ」ということではありません。
値は、あくまでもその人の性格のクセを知るための手段です。
そして、例えば私の場合も、
いつもいつも元気で明るく自由で、
いつもいつもルールに厳しく偏見的、なわけではありません。
鍵を握るのは、真ん中のA(Adult ego state)。
これは、冷静客観に考えてアイデアを出す大人のエネルギーのことですが、
このAのエネルギーが弱っている時、
人は本来の性格のクセが出やすくなってしまうのです。
Aの値が下がらないようにすること。
それから、5つの自我の値が、全てバランス良く高いこと。
これが、生きづらさを解消するために、大切なこととなります。
じゃあ、具体的にどうすればいいのか?
というお話は、長くなっちゃったので、またいつか。