鶴舞公園~名古屋市 その2です
さてさて。
(今日初めて読まれる方、ぜひ昨日の記事もあわせてお読みいただけると幸いです。)
鶴舞公園は、公園内に「巨木・名木・珍木」がいくつかあるのも、見所です。
こちらは、巨木ナンバー1のクスノキ。
因みに、日本一のクスノキは、鹿児島県にある「蒲生の大クスノキ」で、
樹齢約1500年、高さは30m、幹まわりは24.2mとのこと。
比べて、鶴舞公園の巨木ナンバー1さんは、高さ20m、幹まわりは3.5m。
だいぶ違いますね。
けれども、樹齢は150年、たったの10分の1。
あと10倍生きたら追いつくかも、です。😁
そしてお次は・・・何の塔かと思いきや、
塔ではなく、加藤高明像の「跡」。
昭和3年に、愛知県出身の内閣総理大臣・加藤高明氏を顕彰して、銅像が建立されたのですが、昭和19年、戦時物資の不足を理由に銅像が供出され、現在のような台座だけになってしまったのです。
うへー。
あれですね。
昭和16年公布の、「金属類回収令」。
学校にある二宮金次郎像や、お寺の鐘まで回収されたと言いますから。
加藤高明さんも、逃れられなかったわけです。
因みに元はこんな感じ。
せつない・・・。
さて、そのまま歩みを進めると、今度は、名木を発見!
常緑低木の、ソテツです。
ソテツは「生きた化石」と呼ばれているのだそう。
(そういえば、聞いたことあるような、ないような。)
全盛を極めたのは、恐竜が栄えたジュラ紀。
そんな古くから生き残っている植物なんですね。
ちなみに、こちらのソテツは、推定樹齢150年~200年とのことです。
写真の技術が未熟で、Bigさがいまいち伝わらないのが残念。
こちらは、秋の池、という名前の池。
一見、「小さな噴水はあるものの、何の変哲もない寂しい様子の池だなあ。」
と思ったのですが、看板に書かれている文字が見えるでしょうか。
「秋の」池という名前からもわかるように、
何と、池の周りには「ハゼノキ」や「モミジ」がたくさん植えられており、
秋になると見事な紅葉が見られるんですって。
そう言われれば、すっかり枯れてはいますが、立派なモミジの木が植わっています。
きっと秋は、めちゃくちゃ綺麗だと思います 🍁
ほんと、もう少し良い季節に訪れたら、
もっともっと楽しめたと思うのですが。
何にしても、たまたま立ち寄っただけなので、致し方ありません。
「もう少し暖かくなったら、絶対また来よう!」と思いながら歩いていると、
全体的に茶色い風景が続く中で、パーっと華やかな色が!
椿です~~♪
わぁ~、よく咲いています。
綺麗ですね~。
赤と緑のコントラスト。
最後の最後で、いいものに出会えて最高でした。
この後、予定の時間が来てしまったので、
後ろ髪を引かれる思いで、泣く泣く鶴舞公園を後にしました。
実は、これでもまだ、半分も堪能していません。
しかも、最も心残りなのが、「古墳」を見れなかったこと!!
公園散歩は、コロナ感染の心配も少なそうですし、
近いうちにまた出かけたいと思います。
続編を書けることを、楽しみにしています 🌸
〈おまけ〉
名古屋の方ならご存じと思いますが、
鶴舞公園は「つるまこうえん」と読みます。
因みに、地名(駅名)は、「つるまい」です。
どっちが元祖かは、諸説あるそうです。