栗はあきらめてサイダーでお茶を濁す、の巻
我が親愛なるブロガーSが紹介していた「栗カフェ」に行ってみたくて、
ずっとチャンスをうかがっていた、今日この頃。
やっと、何も予定が無い休日を迎えたので、
昨日から旦那ちゃんに「行こうよ、行こうよー」とおねだりしておった。
(なんで「おねだり」?運転するのも、お金出すのも、私なのに・・・)
・・・で、毎度のことだけど、朝からぐずぐず、ぐずぐず。
さぁ、やっと出発だと思って時計を見たら、既に昼の12時でした。
お目当ての「栗カフェ」は、16時閉店とあります。
下道で行くと、約2時間。
間に合うっちゃあ間に合うけど、はるばる行って完売だったら・・・?
しかもこの時期のギッフーは、栗目当ての観光客で道が混むんだよね・・・。
などと逡巡しているうちに、さらに時間は経過し、結局断念。
あーあ。いつになったら、食べられるのやら。
しかし、気持ちはすでにギッフー(岐阜)なので、
「どこか近いところでお茶を濁すか」ということになり、
旦那ちゃんのリクエストで、行ってきました「養老の滝」。
居酒屋ではありません。(笑)
「日本の滝百選」にも選ばれています。
そんなに大きくないのですが、この辺の人にとっては有名な滝ですね。
そして「養老」と名付けられた元になっている『孝子物語』も、
ご存知の方多いかも知れませんが、ちょっと紹介します。
kotodama.xn--9oq386cb2a.com
つまり、
青年が足を滑らせ落ちた沢でこんこんと湧き出る泉を発見したのだが、
湧き出ているのは水ではなくお酒だった。
という話です。あっ、じゃなくて、
貧しい家の息子がそのお酒を毎日ひょうたんに汲んで持って帰って、
年老いたお父さんに飲ませ孝行した。
という話かな。
毎日飲ませたら、アル中になっちゃうじゃん・・・。
まぁいいや。そこは深く考えるのはやめよう。
広くてちゃんとした駐車場が、無料! 今どき、ありがたや。
駐車場から滝までは、徒歩約30分とあります。結構、遠いな。
まずは、大好きな五平餅で腹ごしらえね。
このような、ちょっとレトロなお土産屋さんが、いくつも並んでます。
で、我々ちょっと甘かったのですが、駐車場から滝までは、
ずーーーっと上り坂です。写真だと傾斜が分かりにくいですね。
でも、結構息があがります。
マスクしているので、余計苦しい。
屋外だし、会話をしなければマスク取ってもいいんじゃない?
と思うのですが、行きかう人誰もマスク取ってない!!
気がちっちゃい私は、鼻の穴だけ出すのが精いっぱいでした。
(なんか、間違ってるよね・・・)
ちなみに、こういう坂道をのぼる時、いつも頭の中で、
「ダッ、ダダダダッ、ダダダダッ、ダダダダダダダダダ」
「じ~んせい、楽ありゃ苦~もあるさあ、ダダダダダダダダダ」
が流れているのは、私だけでしょうか・・・。
で、歩くこと約30分、ようやく滝に到着。
この滝つぼの水が、全部お酒だったら、すごいですよね(笑)
滝の近くには、「名水百選」に選ばれた菊水霊泉があります。
少し下の方で飲めるところがあったので、口に含んでみましたが、
すごく柔らかかったです!
そして、この菊水霊泉で作っているのが、名物養老サイダー。
「日本で最初のサイダー」なんですよ!(ホンマかいな)
この養老サイダーは、工場の老朽化や従業員の高齢化のため、
2000年に製造が終了。
いったんは「幻のサイダー」となっていたのですが、
その後クラウドファンディングを使って、復活しました。
その辺のことは、HPに詳しく載ってて面白いです。
てなわけで、本日の「お出かけスポット~養老の滝編」はおしまいです。
お近くにお出かけの際は、話のタネにぜひ寄ってみてください。
〈おまけ〉
修験者になってご機嫌のきりん