満員電車の中で
昨日の通勤時の、自分の心の変化。
『憂鬱』
「近くに女子高生二人組が乗ってきた」
「やだなあ。この子達、どうせうるさいだろうなあ」
『安堵』
「お喋りはしてるけど、それほど大声でもないし、今時の意味不明言語でもないし」
「良かった」
『不安』
「それにしても、よく喋るなあ」
「マスクしているとは言え、こんな密の状況で、あんまり喋らないで欲しいんだけど」
「30cmの至近距離。飛沫とか、大丈夫なのかあ」
『恐怖』
「ん?待てよ。もしこの子達が感染者だったらどうなるんだろ」
「やばい!私、布マスクじゃん。布って効果薄いんじゃなかったっけ」
『防衛・逃亡』
「あかんわ。万が一を考え、離れよう。」(場所を移る)
『罪悪感』
「バイ菌扱いしたみたいで、悪かったかな」
「神経質過ぎるのかな」
「私みたいな人が、ネットで叩かれたりするのかな」
「そう言えば周りの誰も気にしてる様子はないし。悪いことしちゃったのかな」
『自己嫌悪・自己否定』
「女子高生さん、ごめんなさい」
「こうゆうのが、知らない間に他人を傷つけちゃうタイプだよね」
「あー、いつもこう。だから私はダメなんだ」
こんな感じ。
以前は、こういうことの積み重ねで、毎日心が疲弊していました。
今も考え方が変わったわけではありませんが、
こうやって自分を客観的に見ることで、
「そんなに気にすることないんじゃない?」
「他の人も、きっと同じように思ってるよ」
「イヤなものはイヤだよね。仕方ないよ~」
って、思えるようになりました。
心理学を学んで、良かったことの一つです。