副業したいが特技無し

このまま定年を迎えても、老後が不安。かと言って、自分に何ができるのだろう。

「教え魔」と「カスハラ」

最近、巷でちょっとした話題になっている『教え魔』

 

きっかけは、あるワイドショーでの特集のようですね。

news.yahoo.co.jp

 

テーマだけ見れば、「いるいる、こういう人。😆(って言うか、ワシのことか?)」って、くすっと笑って終わるところなのですが、ちょっと私の琴線に触れてしまったのが、このボーリング場が「STOP!教え魔」という張り紙を掲示したことです。

※画像は加工してます

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これは、個人的にはとても画期的な話です。


上記の「Y!ニュース」記事の中の、この部分に注目。

常連客が「教え魔」になるケースが多いため、反感を買うリスクもあったものの、客の方から「教え魔」に関する相談が相次いだことから、「STOP!教え魔」のポスターを張り出すに至ったという。

つまり、困った行為・迷惑行為をする人は、常連客だからと言って特別扱いしませんよ、ということですよね。


私は、「常連客・上得意だから、何をやっても(もしくは、少々のことは)許されるだろう」というケースを、日々目の当たりにしているので、悲しいかな、こういう話には敏感になっちゃったのかも知れません(笑)

 

最近は、コロナの影響であまり行きませんが、飲食店などで、とんでもなくマナーの悪いお客さんがいても、お店の人はほとんど注意してくれることはありません。私はバカバカしいので、苦情を言うこともありませんが、そいういうお店には二度と行かないです。ただ、泣き寝入りみたいで、ちょっと悔しいですね。😓

 

少し話は変わりますが、『カスハラ』(カスタマーハラスメント)という言葉も、よく耳にするようになってきました。

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株式会社エス・ピー・ネットワークさんが実施したカスタマーハラスメント実態調査(2021年)*1によると、
「新型コロナの影響に関係なく、カスハラは増加傾向」
にあるそうです。
 
特に直近2年間では、サービス業(学校・教育産業)で働く人は、
「平均してカスハラが約8割増加していると感じており、最大で500%増加していると感じている人も」
いるとの結果が出ています。

そして、企業としてカスハラ対応を行う上での課題は、上位から
①対応者個人の対応力のスキルアップ(36.4%)
②対応できる人材の育成(32.9%)

③具体的な対応マニュアルの整備(24.7%)
となっています。
③のマニュアル整備はさておき、①②は従業員頼みのような感じですね。個人のスキルも確かに重要だけど、その従業員にかかる負担については、どう思ってんねん!?

と思わずにいられないのが、この調査結果。
「カスハラ顧客への対応によって、ストレス増加の影響があると感じる人は88.5%」
お客様は神様です、なんてのは昔の話。従業員あっての企業。
従業員の心のメンテナンスについて、もっと多くの企業が真剣に取り組まなければならないと思います。

 

さて、教え魔の話に戻りますが、教え魔に多いのは「定年後のオッサン」「世話好きのオバチャン」と言われています。
ほんまかいな?! ・・・って、いや、ほんまでしょう(笑)
これを機会に、わが身を反省せねば。
と言いつつ、こうやって物知り顔でブログを書いていることが、すでに「教え魔」だったりして。
おあとがよろしいようで。

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*1:
調査期間:2021年3月25日~26日
調査対象:全国の20代から60代の男女
調査対象職種:営業・販売、一般事務、専門職、総務・人事、カスタマーサポート、顧客管理・品質管理、技術・設計、情報処理システム、生産・製造等
対象条件:企業でクレーム対応を行った経験のある会社員1030人
調査方法:インターネット
調査協力会社:マクロミル