またひとつの若いいのちが散った
悲しいニュースが後を絶ちません。
私は当事者ではないですし、専門家でもないので、
個別の案件について、軽々しく批評することはできません。
でも、新聞に書いてあることや、TVのニュースで流れていることが、もしある程度事実とするならば・・・すごく疑問に感じていることがあります。
子供たちの間で問題が起きると、どうして大人が対策を考えようとするのでしょうか。
「全校生徒にアンケートを実施した上で、対応を検討」したり、
「指導を無理に進めるのは難しいと判断し、しばらく静観」したり、
「SOSダイヤルを設置し、利用を推奨」したり、
・・・って、それみんな大人の発想じゃないの?
子供たちは、本当にそれで何かが改善されると思っているのかな。
いや、もちろん、全否定するわけではないです。
実際に、それで救われている子も大勢いると思います。
でも、どうも私には、「子供のために、こうしてあげる」「子供は、こうしてあげれば救われる」的な、大人側の理屈と言いますか・・・
厳しい言い方すると、大人のアリバイ作りのように聞こえてしまうのです。
もちろん、私も人のことは言えませんよ。
子供たち(や若者)に向かって、偉そうにアドバイスなんかしちゃってますが、それって所詮、自分が経験した世界の範囲内の話でしょ?
了見、狭っ!(⇦ 自分ツッコミです)
その点、子供たちの「発想」の新鮮さ、頭の柔らかさは、想像を絶するものがあります。
彼らは、現代と言う時代の、真っ只中を生きているわけですし。
きっと、こちら(大人)が思いもつかないような答えを、見つけてくれます。
私は、もっと子供の力を信じ、子供の問題は子供たち自身に考えてもらいたいなあ、と思います。
まあ、こんな風に言うと「いやいや、子供はまだまだ未熟。かえって傷ついてしまう子がいたら、どうすんの?」という声が聞こえてくるかも知れませんね。
でも、それこそ、そんな時こそが、大人達の出番。
子供たちが、自分の頭で考えやすいように、自分の言葉で意見を言い易いように、
所謂「ファシリテーター」としてサポートできたらいいですよね。
決して、「指導者」にならないでもらいたい。
(ファシリテーションについてのお話は、また機会があれば・・・)
あ~、今日は、いつにも増して、うまく書けずに申し訳ありません。
とにかく、これ以上若い命が、自ら絶たれるようなことが、起きませんように!!
本当に、心から心から願うばかりです。
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